一ファンが考えるWITHコロナのエンタメ

地方在住ですが,2019年は巨人戦4試合(巨人ファンです),ライブは4回行った者です。2020年は行く予定だったライブが5公演中止になりました。最近は,新型コロナウイルスからのエンタメ界の復興をテーマに,ライブやプロ野球観戦が好きな者としての意見を発信しています。

自粛にはお金がかかる

 7月7日,8月に茨城県で開催予定であったROCK IN ON JAPAN FESの中止が発表されました。

 来場者数を例年の半分以下にし,車での来場を推奨したり,大声を出すことは禁止,マスク着用,ソーシャルディスタンス確保,検温,消毒,アルコール飲料の禁止,フェス参加前後の大声での会話や飲食の禁止など,感染対策をしての開催であったほか,熱中症患者等が使う救護テントを通常の3倍に増やすなど,何としても地元の医療に迷惑をかけずにフェスを開催するという意思を強く感じていました。

 それにも関わらず,地元医師会の要請もあり,中止が決まりました。

 

 総合プロデューサーの渋谷氏によると,今中止が発表されたとしても,損失は億単位になるといいます。自粛しろ,中止しろ,言うのは簡単です。ですが,それには必ずと言って良いほど損失が伴います。一般人が家にいるだけの自粛とは訳が違います。自粛しろ,中止しろと言うときは,そのことも考えながら言うべきだと思います。

 

 地元医師会からの要請で中止が決まったのは,アラバキも同様です。このことから,大型フェスを開催するためには,計画段階から,地元医師会に開催を考えている旨を報告し,出来れば,地元医師会と共に,感染対策の内容を決めることや,開催可否基準をあらかじめ設定するなどが必要だと考えます。